業者が施工している現場を見る

〝わが家〟の外壁塗装をこの業者に任せていいかどうかを判断材料の一つとして、その業者さんが掲げている経営理念があげられます。顧客満足の立場に立った仕事は、経営者の思い(理念)から生まれるものであるからだと考えられているためです。ただし、経営者の思いがどんなに素晴らしくても、また自分がそれに共感できたとしても、現場で作業している人たちに浸透していなければ、まさに絵に描いた餅だということになります。経営理念として掲げられた文言だけを見て、その業者の良し悪しを判断するよりも、できれば、その業者が請け負っている現場に行って、現場で作業をしている人たちがしっかり仕事と向き合っているかどうか、自分自身の目で確認するほうがより安心であると言えるでしょう。そのためには、調査診断書や見積もりを取ったら、業者さんに「近くで施工している現場がないかどうか」を聞いてみるとよいでしょう。近場に現場があったら、偶然、通りがかったフリでもして見に行ってみましょう。その際は、以下にあげたことを確認してみるとよいでしょう。①コンビニの弁当やタバコの吸い殻などが放置されていないかどうか、②材料置き場がきちんと整理整頓されているかどうか、③作業している職人さんが現場に乗り付けた車はキレイかどうか、車の中は整理整頓されているかどうか、④その業者の社名が書いてある「看板シート」が張ってあるかどうか(記載がない場合は下請け業者が作業をしている可能性が高いと考えられる)――これらの点を見ただけでも、しっかり仕事と向き合っているかどうかがわかります。塗装業者に限ったことではありませんが、一般的に、腕がよく誠実な職人ほど、現場や自分たちが使っている道具を大切にする、ということが言われています。